トイレの便器につく汚れと言えば、黒ずみや黄ばみが多いですが、稀に「ピンク汚れ」が付着することもあります。きちんと掃除をしているつもりでも、いつの間にかできてしまうピンク汚れ。このピンク色の汚れの正体とは、一体どのようなものなのでしょうか。
今回は、ピンク汚れの原因や正体、その掃除方法を紹介していきます。
目次
トイレのピンク汚れの正体は「メチロバクテリウム」
トイレの便器内をはじめ、洗面台などの水回りに生じるピンク色の汚れ。
この汚れの正体は、「メチロバクテリウム」と呼ばれる細菌の一種です。
メチロバクテリウムは普段空気中に漂っているのですが、トイレの便器に尿や雑菌が付着しているとそれを養分として繁殖していきます。
また、メチロバクテリウムは繁殖力が強いという特徴があるため、こまめに掃除をしているつもりでも、少しの菌が残っているだけでピンク汚れができてしまいます。
たったの1週間程度でも掃除をさぼると、繁殖が進んで汚れがでるため注意しましょう。
とくに、水洗式以外のトイレや、用を足したあとに水を流さないでいるとメチロバクテリウムが繁殖し、ピンク汚れが生じやすくなります。
メチロバクテリウムのお掃除術
メチロバクテリウムの繁殖によって生じるピンク汚れの掃除には、家庭にある中性洗剤(台所洗剤など)が使用できます。汚れ部分に中性洗剤を塗布し、トイレブラシで擦ったあとは水を流して完了です。
また、お掃除アイテムとして大活躍する「重曹」でも代用が可能です。
重層大さじ1杯を200mlのぬるま湯に溶かし、スプレーボトルに入れます。このお手製の重層スプレーを使ってピンク汚れの部分に吹きかけ、ブラシで擦り洗いをしましょう。仕上げは水を流して完了です。
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トイレのピンク汚れ……「ロドトルラ」の場合も!
トイレの便器に出現するピンク色の汚れは、「ロドトルラ」と呼ばれる酵母菌が原因の場合もあります。ロドトルラは、水分や湿気の多い場所に住み着く酵母菌であり、水分や汚れ、雑菌を餌に繁殖してピンク汚れを作ります。
ロドトルラは、トイレで繁殖することもありますが、お風呂場にも繁殖しやすいのが特徴です。
<ロドトルラのお掃除術>
ロドトルラの掃除方法は、メチロバクテリウム同様に中性洗剤や重曹が使えます。
ただし、ロドトルラはやや洗剤に強い性質を持っていますので、重曹のほうがおすすめです。
重層スプレーを使って擦り洗いをしましょう。
また、ロドトルラは繁殖力が高く、一度繁殖が始まると猛スピードで汚れが広がっていきます。掃除をしたあとのキレイな状態をキープするためにも、掃除後には消毒用エタノールなどを使用して、殺菌消毒を行っておくことがポイントです。
消毒用エタノールで殺菌消毒をすることで、万が一ロドトルラが残っていても繁殖しにくくなり、ピンク汚れを防ぐことができます。
トイレのピンク汚れは放置するほどにどんどんと繁殖していき、やがて落ちにくい頑固な汚れになります。擦るだけでは落ちない汚れになってしまうため、できるだけ早い段階でピンク汚れを落としておきましょう。
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